定期試験と成績

試験内容

 試験内容については、普通は、授業で習ったことの類題が出ます。だいたいの科目が事例問題で、たまに一行問題を出す科目もあります(国際法(←選択必修)など。租税法(←選択必修)は持込可な上に5~択問題も出る)。授業内でやった説明を適用する問題や課題の類例がほとんどですが、まれにあまり関係がなさそうな出題をする教員もいます(憲法のI教授など)。

過去問集がTKCにアップされているので、担当教員が出していた過去問を研究して、頻出ジャンル・頻出問題等を把握して対策を練れば大丈夫だと思います。授業の範囲からズレた出題をする教員に当たったことはないですが、もしそのような出題をする教員がいるなら、過去問を研究すればわかるでしょう。もちろん、新任で過去問がないということもあるでしょうが。

 試験時間

 試験は、通常は2時間ですが、3時間の科目もあります。民事実務基礎と民事判例研究は3時間でした。

授業最終回試験という科目もありました。

持込

持込可否については、対面試験の場合は、ほとんどの科目が判例・解説なし六法のみ持込可で、持込可は数科目のみ。オンラインの場合は、他人と相談する以外何でも参照可。

持込可かどうかは、在学生サイトに載るはずです。

3.筆記具はボールペン。訂正は打ち消し線でする。解答用紙は、対面はA3、オンラインはA4、いずれも横書きで行線が印字されている。ほとんどの科目は、対面はA3を1枚、オンラインはA4を4枚使うが、それより多い科目もある(2020年度は上級刑法が択一と併用したため、80分となったという事例はあるが実験的例外とみるべき)。オンライン試験でPC利用方式の場合はワードファイル4ページ以内に記入する。

対面試験

コロナ前の対面試験では、開始時刻前に教室に入って、学生証番号順に席に着いて、試験開始後に学生証と顔チェックをして、終了後に答案回収して終わりという感じです。持込可の試験はあるようですが、受けたことはないです。六法以外持込不可の試験における六法については、書き込んであるもの、判例・解説付きのものは不可ということでしたが、マーカーでの線引きはOKという噂を聞きました(確実とはいえないので確認した方がいいです)し、教室で書き込んでいないものを貸し出してくれるので、書き込んでいないものを用意する必要はないようでした。私は知らなかったので新品を買ってしまいました。解答用紙はA3かな、1枚、両面書き込み可能でした。

オンライン試験

 2020年度・2021年度の試験は結局はオンライン試験となりました。

 オンライン試験では、他人と相談する以外は何でもOKということで、私は予め答案テンプレートや要点メモを容易しておいて、本番中はそれを写しながら当てはめて修正するだけ、という対策をしました。ネットでじっくり調べる時間はないと思います。

手順

 試験問題と答案用紙は前日の昼過ぎにUTASにアップロードされ、試験時間直前に、顔写真と、学生証+答案整理票の写真をGoogleフォームにアップロードして、試験が開始されるとPDFのパスワードがzoomに表示され、終了後10分以内に答案(写真又はスキャンデータ)と、顔写真・学生証+答案整理票の写真をアップロードし、手書き指定の場合は答案を事務に郵送します。

 答案用紙は、手書き指定の場合はA4で、パソコン指定の場合は指定のワードファイルで、2時間でやる試験は4枚、3時間でやる試験は6枚でした。

 終了後に顔写真・学生証+答案整理票の写真をまたアップロードする意味がわかりませんでした。

選択科目はレポートへ

 2022年Aセメでは、教員からの情報では、答案の処理が大変だからできるだけレポートにしてほしいと事務が言っていたという話で、試験になったのは必修科目くらいでした(必修科目でもレポートの科目もあります)。

試験対策プリント(シケタイ)

試験対策プリント(シケタイ)については、私のクラスでは作成しなかったです。前年度からは継承されませんでした。

2年次の最初に「シケタイ作成は制度なんじゃないか(=クラスメート強制参加)」などとトンチンカンなことを言っている人がいてびっくりしました。

試験講評会

 試験後しばらくすると試験講評会があります。教員によってはやらなかったり、解説プリントだけの場合も。私は出たことはないです。

過去問

過去問は、TKCから開学年度以降のものについてPDFデータを入手できます。

未修1年のページも参照

成績

 成績は、A+、A、B、C+、C-、Fで、Fは不可です。人数の多い授業(確か30人以上)だと、A+、Aは上位3割以内という制限がありました。C+以下の人は、どうしてその評価になったかを事務を通して教員に聞くことができるシステムがありました。

 1年次・2年次では、必修科目のGPAが1.8未満だと、修得したものも含めてその年の単位が全部リセットされて留年という悲惨なことになります。もし必修の勉強が間に合わないのであれば計算して翌年に回すものを決めるというのもありかもしれません(2年次Aセメは必修が多くて大変ですが、3年次Aセメはかなり楽なので)。

 3年次のGPAについては、修了判定には使われないようです。私は3年次の必修のみのGPAは結構悪かったのですが選択科目込みだと3.4で、第2ブロックなので、もしかしたら3年次の席次は選択科目込みの成績なのかもしれません(もしかしたら2年次も進級は必修のGPAだけど席次は選択科目込みかも)。教育相談室に聞けば教えてくれそうな雰囲気だったけど聞きませんでした。

F(つまり不可)は成績表には載らないらしいですが、私は一個も取らなかったので本当かどうかわかりません。

成績分布データを載せているサイトもあります。  

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